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いつか どこかで・・・

田舎の家の売却

両親の施設使用料は皆さんがご想像するよりはるかに高額です。
よくできていて、たぶん蓄えに財産を全部持っていくようにプランが立てられてます。
まあ財産と相談しながら入るのでそれ相当のランクに入るからなのですが・・・
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でも両親の蓄えが思っていた以上に少なかったので、数年後には底をつきます。
ちょっとでもその資金の足しにと、田舎の家を売却する事に決めました。
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大手施工会社に売却を依頼したところ、まず現状を査定して頂きました。
その後は大手施工会社が提携している地元の不動産屋で販売となりましたが、これが大変曲者でした。
大手施工会社の現状査定価格では絶対に売れないの一点張り。
また、同時に建てた大変立派な納屋や新たに作り直した土蔵もあったのですが、ゼロ査定。
(施工会社が建てた物件でないので、見積もらないが正しい表現です。)
土地も超広大ですが、価格無しです。
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見積もりに含まれない隣接する広大な畑もタダで譲渡となりました。
地元不動産屋は現状の査定価格では絶対に売れないとのことでした。
売価の基準は新築の3~4LDKの価格以下との事。
土地が広いとか自動車が4~5台止めれそうな立派な納屋があるとか、新しい土蔵があるとか、
大手が査定した価格がこれだとかまったく関係ありません。
単に土地も狭い小さな新築と比較してそれ以下でないと売れないでした。基準が全く違います。
バブル期に盛ん行われた土地ころがしじゃないですが、横流ししただけで数千万円の利益が出そうです。

しぶしぶたたき売り同然の価格で売却をお願いし、広告を出してもらいましたが実は出す前に即売れました。
売買契約をしたとたん即座に商談できましたって連絡がはいりました。←あやしい?
足元を見られてました完全に。でも仕方ありません。実家を維持するだけでも莫大な維持費がかかります。
早く処理したかったのも事実ですし、私自身の心も病んでいたことは事実で、
面倒事から早く逃れたいって気持ちもありました。(妻、姉弟も同じ思いでした。)
情けないです。それ以上に私の代で永くその地で続いた家をつぶしちゃいました。
御先祖様に申し訳な事をしてしまいましたが、時代の流れです。
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罰あたり者の嘘の様なお笑い話でした。終わり。
自分自身の戒めの為にもあえて記載しました。←笑ってやってください。こんなアホな奴がいるって
by somewheresomeday | 2013-12-01 14:45 | 朝日